全国1億2000万人の納豆ファンに捧ぐ
大正から昭和初期にかけて、芸術家、そして美食家として活躍した北大路魯山人。
美味しんぼの海原雄山のモデルであるとかないとか言われてますね。
魯山人については私が改めて語る必要はないので割愛しますが
彼がその著書「魯山人味道」の中に書き記している幾つかのお茶漬けの中に、
『納豆茶漬け』なるものがあります。
魯山人味道 (中公文庫)
平野 雅章
中央公論社 1995-06
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納豆嫌いの人が聞くと「何やってんの?」と思うかもしれませんが
生粋の納豆好きからすると、好奇心をそそられずにはいられない訳です。
魯山人のレシピを簡単に紹介すると
- 納豆をよく練る。
- しょうゆを加えてよく練る。
- ネギ、カラシを加えてよく練る。
- ご飯の上に盛る。
- 煎茶をかけて食べる。
という感じなのですが、一人暮らしだとお茶入れるのって
結構面倒臭くないですか?
お茶っ葉とか処分しないといけないし。
そこで私が考えたレシピが以下のとおりです。
- 納豆をよく練る。
- しょうゆを加えてよく練る。
- ごはんに永谷園のお茶漬けをふりかける。
- 納豆を盛る。
- お湯をかけて食べる。
刻むのが面倒臭いのでネギも省いてしまいました。
これなら基本、お湯を沸かしている間に納豆を練るだけです。
しかも使うお茶漬けのもとによって、鮭、梅、わさびなど
味のバリエーションも楽しむことができます。
納豆好きの人なら是非、一度は試してみてほしいと思います。
多分、はまります。
ちょっと話は変わりますが、最近スーパーの納豆売り場を見てると、
臭いが少ないとか、極小とか、食べやすさを重視したタイプの納豆が良く売れてますけど、
納豆ってあの独特の臭いがあってこその納豆じゃないですか?
臭いがなかったらただのネバってる豆ですよ。
だったらもう納豆じゃなくて他の栄養価の高い食べ物食っとけよ。
「におわなっとう」ってなんだよ。バーカ!!
って思ってしまうのは私だけなんでしょうか?